アクションリーディング: 1日30分でも自分を変える“行動読書”を読んで、読書に対する捉え方が変わった!
この本を購入したのは、約1年前。入社1年目の私が忙しい日々を送る中で、それでも読書しなきゃなーと思い購入し、そのまま案の定積読されていた本です。
読書しなきゃなーと思う衝動は年に何回か起こるもので、今回も読書しなきゃ!と思い立ちまず初めにこの本を読みました。
まず結論から述べると、私はこの本を読んで間違いなく良かったです。読書の少なさを課題に思っている社会人は必ず手に取って、第3章まででも良いので読むと良いと思います。日々の過ごし方から全然変わってきますよ。
さて、ではこの本のどのような点が優れていたかを簡単に3点でまとめたいと思います。
1.「受け身」の読書から「攻め」の読書へ、意識変革が起こる
簡単に説明すると、下記になります。
「受け身」の読書 ⇒ 本を読むことが目的。濫読。
「攻め」の読書 ⇒ 何か目的意識を持ってする読書。自由に使える時間が少ない現代の社会人にとって成長の鍵となる。
「本を読むのは良いこと」と教育されてきた私に取って、これは目からウロコでした。また、同じように取りあえず本を読まなきゃ!と思い、濫読してしまっている人も多いのではないでしょうか?
本を読むことは、勿論良い事ですが社会人が濫読しそれぞれの本から得た知識を仕事に生かすというのは些か厳しいものがあります。
やたらに本を読むのではなく、自分の目的に沿った本を読み、確実に行動に移していくことで1回の読書の効用を最大化していく。それが「攻め」の読書です。
これを機に皆さまも自分の読書の仕方を見直してみてはいかがでしょうか?
2.読書の質を高めるための方法をインプット、アウトプットの両面から記載
読書はインプットだけで終わってしまいがちですが、アウトプットをする(=行動に繋げる)ことでより深く自分の身に知識が沁みこみます。
本書ではインプット同様にアウトプットも大事であり、本を読む時間を減らしてアウトプットに時間を割くべきだと述べられています。
下記はアウトプットの例です。
・ロジカル・シンキングの本を読んだので、その内容をスライドにまとめ、会社の同期にプレゼンした
・自分が日々読んだ本の内容をまとめるため、ブログを開設し、記事にまとめた
・AIに関する勉強会を主催し、持ち回りでAIに関する情報をプレゼンし、それに関する議論をする場を作った
上記の他にも、例えば本を読んだら上司とランチに行く際に内容を話してみるといったこともアウトプットにあたります。
本を読んだら、自分の中に知識を蓄えるだけでなく、外部に発信することでより理解を深められると共に、議論をすることで新たな発見が出来たということにも繋がるでしょう。
これらは読書だけでなく、例えば日々のニュース等にも通じることなので、まずは明日同僚とランチに行く際にでも新聞に載っていたニュースの話を出してみたらいかがでしょうか?
きっと普段よりも知識が深まることが感じられると思います。
3.著者のオススメする本が多く紹介されている
元マッキンゼーのコンサルタントであり、現在もベンチャー経営支援などに尽力されている、赤羽雄二さんがオススメする本(20冊)が巻末に紹介されています。
なんだそれだけか・・・と侮るなかれ、それらの本は今まで数々の本を読んできたマッキンゼー出身のコンサルタントが自らの本でこれらは絶対にオススメだと紹介している本なのです。
変な本を紹介していたら「なんだ、この程度の本をオススメしているのか・・・」と思われかねないにも関わらず、本を紹介しているのです。
20冊、どれを読んでも何かしらのプラスになるでしょう。
私も読む本に迷ったらこのリストにある本を読もうと思います。(笑)
※リストはご自分の目でご確認ください!
おわりに
自分の勉強の足跡として、これからも様々なビジネス書(時には小説なども・・・)を紹介していきたいと思います。
まだ未熟者であるが故、拙い表現、解釈間違い等あるかもしれませんが、ご了承くださいませ。(コメント等でご指摘いただけると幸いです)
コツメ
アクション リーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"
- 作者: 赤羽雄二
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/05/26
- メディア: 単行本
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ブログ始めました
自分の成長の足跡として、ブログを開設することにしました。
少しでも多くの人の参考になれるようなブログを書いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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